인간 수업(人間レッスン)
梨泰院クラスの後に見たからついつい人間クラスって言っちゃう。
このメモを始めるにあたってまだ見終わって間もないドラマから下書きにタイトルだけ入れたりして、気分でメモ残していってるけど人間レッスンだけタイトルと「ついつい人間クラスって言っちゃう」というすこぶるどうでもいい感想だけ保存してた。
こんな一言しか残してなかったけど、ちゃんと面白くて1話もそんなに長くないし10話までしかないしあっという間に見れた。
わたしは好きだし、おもしろいと思ったけどなかなかグロいし胸くそ系だから好き嫌いも別れそうだし、食わず嫌いされそうな感じ。
このドラマって韓国の若者の闇的なところを深くエグってあるんだろうなあ的な社会問題的な話。
なにがあれって、家族がクズなお父さんしか居ないがために1人で生きていかないといけないから自分の夢を叶えるための資金を自分で貯めないといけない。
だけどその過程にある学校の授業料だったり塾代だったり順調にいけば家族に頼っていられる時期まで全て自分で生活費を稼がないといけないなんて、とんでもないことがジス(キム・ドンヒ)には起きているってことが悲しくてたまらない。
だけどジスは自分の夢を叶えるために、ただちゃんと勉強がしたくて前向きに罪悪感なく売春の仲介でお金を稼いでただ一生懸命1人で生きていただけだけだったのに、とんでもない同級生にバレて更には同級生が売春しててこじれすぎで心で泣いた。
ただそのとんでもない同級生が最終的にジスの希望になっていたのは間違いないだろうけど、もっとちゃんと頼れる大人が近くにいてあげてほしくて心で泣いた。
紆余曲折あったし、何もなければきっとそのままジスも売春仲介で稼いだお金で夢を叶えるルート!だったんだろうけど、最後には、ああ〜どんな事情があっても悪いことはやっぱりできないな。と思わされるドラマ。
ポカポカドラマと違って悪い大人と悪い子供がたくさん出てくるからなんとも言えない気持ちになる。ジスを助けてあげるにはどうしてあげたらいいのか検討もつかない。
あまりにも大変な境遇なのにあまりにも前向きに将来を見つめててそのギャップに胸がつかえる。
人生が崩れるとか壊れるとか、ああきっとこういうことなんだろうなあ。と最終回を見て苦しくなった。
これも例外なくみんなの感想が聞きたいから見てほしい。おもしろい!とワクワク見れるドラマではないかもしれないけど、心の落ち着かない何か心配ごとがあるときのざわついた感情になってドラマの世界観に引き込まれてみてほしい。
悪いことはできないね。
そして梨泰院クラスのキム・ドンヒと人間レッスンのキム・ドンヒ、どっちかというと人間レッスンのキム・ドンヒの方がすき。
梨泰院クラスのメモも残しておかないとなあ。
さすがに単純能のわたしもこのドラマを見ても何にもなりたくなかった。まだ子供なのにみんな辛いじゃん。泣いちゃう。